チュウシャクシギの嘴(くちばし)
下方に湾曲、上嘴(じょうし)が下嘴(かし)よりも長い
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チュウシャクシギの嘴(くちばし)
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チュウシャクシギ
Numenius phaeopus の嘴は、下方に大きく湾曲しています。
また上嘴(じょうし)が下嘴(かし)よりもやや長く、しかも上嘴と下嘴とには段差があります。
チュウシャクシギは干潟を歩きながら、カニ類などを捕らえて、カニの足を器用に落としてからのみ込んでいます。
このような上嘴と下嘴との段差は、ソリハシシギも同様でしたが、どのように役立っているのでしょうか。
タカ類の嘴の先は鉤(かぎ)状に曲がっています。
これは捕らえたえさの肉をくわえて引きちぎる際に役立っています。
タカ類ほど上嘴は突出していませんが、このことから推して、えさを引っかける、あるいは引っかく際に役立っているように思われます。
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08.05.23 Y