いわゆるジシギ類は、秋は7月下旬頃から、京都・洛西(らくさい)でも見られるようになります。
田んぼの草丈の低いあぜで見られることがほとんどです。
泥の地面をつついてミミズなどのえさを食べたり、休息している様子が観察されます。
タシギ以外のジシギ類は識別できないことがほとんどですが、当初、飛来するのは顔などが白っぽい個体が多く、オオジシギ Gallinago hardwickii がほとんどだと思います。
8月下旬頃になると、全体にやや褐色味の強いチュウジシギ Gallinago megala と思われる個体が増えてきます。
タシギ Gallinago gallinago もこの頃から増えてきます。
9月中旬を過ぎるとオオジシギ、チュウジシギと思われる個体はほとんど見られなくなり、タシギばかりになります。
またハリオシギが飛来している可能性もありますが、それらしき個体は見たことがありません。
顔が白っぽい |
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次列風切の先はわずかに白い |
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外側の尾羽は白っぽい |
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09.08.24 Y / 06.08.19 Y