後羽(こうう)とは - ヤマシギ

 12月上旬、京都・洛西(らくさい)で見つけた、ヤマシギ Scolopax rusticola の羽です。

 枝分かれした羽

 後羽(こうう)とは、一枚の羽のつけ根近くから枝分かれしている羽のことを指します。 体の内に向いている側から、枝別れしています。 種によって、後羽のある種と、ない種がいます。
 上の写真は、ヤマシギの胸から腹にかけての羽(体羽 たいう)の、体の外に向いている面です。 右が付け根です。 羽の軸(羽軸 うじく)が見えています。
 下の写真は、その羽の、体の内側に向いている面です。 後羽(こうう)で、羽軸が隠れています。

※ 格子の幅は6mmです。
ヤマシギの体羽の、体の外に向いている面
ヤマシギの体羽の、体の外に向いている面

ヤマシギの体羽の、体の内に向いている面。後羽(こうう)で羽軸がかくれています。
ヤマシギの体羽の、体の内に向いている面。後羽(こうう)で羽軸がかくれています。

 この体羽を横から見た写真です。 赤が後羽に沿った線、青が後羽の付いている羽の軸に沿った線です。

ヤマシギの体羽の後羽。赤が後羽に沿った線、青が後羽の付いている羽の軸に沿った線です。
ヤマシギの体羽の後羽。赤が後羽に沿った線、青が後羽の付いている羽の軸に沿った線です。

ヤマシギの体羽の後羽
ヤマシギの体羽の後羽


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2020.08.24