タカブシギの蹼(みずかき)

 多くのシギ類の趾(足指、あしゆび)は、前趾(ぜんし)3本、後趾(こうし)1本です。 後趾を第1趾と呼び、左足の場合、上から見て反時計回りに、第2趾、第3趾、第4趾と呼びます。 一番外側の趾が第4趾です。

タカブシギの左足(正面から)
タカブシギの左足(正面から)

 蹼(みずかき)ですが、シギ類の多くは半蹼足(はんぼくそく)と呼ばれる形態をしており、一般的に趾の基部に小さな蹼があります。 写真はタカブシギ Tringa glareola の左足です。 第3趾と第4趾との間に小さな蹼があります。 第2趾と第3趾との間にもわずかに小さな蹼があるようです。

タカブシギ
タカブシギ


< 関連ページ >
鴫・千鳥 "タカブシギ" ※ タカブシギのその他の topic はこちらへ
鴫・千鳥 "形態" ※ その他のシギ・チドリの形態はこちらへ

2014.09.26