タカブシギの餌(えさ) - ヤゴ(トンボの幼虫)を食べる

 8月下旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでタカブシギ Tringa glareola を観察しました。

 小さなえさばかりですが

 浅く水の溜まった休耕田でタカブシギが数羽、採餌していました。 頭を下げたまま、少しずつ歩いて、水面や水中を嘴(くちばし)でさかんにつついていました。 嘴の幅よりも小さなものばかりを食べており、食べているものはなかなか分かりづらかったですが、そのうちのいくつかはヤゴ(トンボの幼虫)でした。 ヤゴをつかまえるとそのままのみ込んでいました。

タカブシギがヤゴ(トンボの幼虫)をくわえる
タカブシギがヤゴ(トンボの幼虫)をくわえる

 タカブシギが食べていたヤゴはトンボ科のヤゴです。 ここにはトンボ科のトンボでは、シオカラトンボ、ウスバキトンボなどの成虫がよく飛んでいますので、それらのヤゴを食べていたものと思われます。


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2013.08.30