アメリカウズラシギの餌(えさ) - ヤゴ(トンボの幼虫)を食べる

 9月下旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、アメリカウズラシギ Calidris melanotos を観察しました。

 ヤゴを丸呑み(まるのみ)

 干上がりはじめた湛水休耕田でアメリカウズラシギが1羽、採餌していました。 頭を下げ、少しずつ歩きながら、湿った泥をさかんにつついていました。 嘴(くちばし)の幅より小さなものばかりを食べており、何を食べているのかはなかなか分かりづらかったですが、分かったもののうちのいくつかはヤゴ(トンボの幼虫)でした。 つかまえたヤゴを何回かくわえ直したあと、丸呑み(まるのみ)にしていました。

アメリカウズラシギがヤゴ(トンボの幼虫)をくわえる
アメリカウズラシギがヤゴ(トンボの幼虫)をくわえる

 アメリカウズラシギが食べていたのはトンボ科のヤゴです。 ここにはトンボ科のトンボでは、シオカラトンボ、ウスバキトンボなどがおりますので、それらのヤゴを食べていたものと考えられます。

アメリカウズラシギ
アメリカウズラシギ


< 関連ページ >
鴫・千鳥 "アメリカウズラシギ" ※ アメリカウズラシギの仲間のその他の topic はこちらへ
鴫・千鳥 "採餌行動・えさ" ※ その他のシギ・チドリの採餌行動はこちらへ

2013.01.21