オオソリハシシギ Limosa lapponica の嘴(くちばし)は、その名の通り、上方に反(そ)っています。
先端は、上嘴(じょうし)が下嘴(かし)よりもやや長く、しかも上嘴と下嘴とには段差があります。
上方に反っているので、どちらかと言うと、下嘴の方が長そうですがそうではありません。
オオソリハシシギは、干潟を歩いて、その長い嘴を砂の中に差し込んで、砂の中を探っています。
長いことで砂の中深く、えさを探れそうなことは分かります。
その時、このような上嘴と下嘴との段差がどのように役立っているのでしょうか。
この段差により、えさを嘴でつまむほか、引っかけることもできそうです。
上嘴がやや長い、オオソリハシシギの嘴(くちばし) |
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オオソリハシシギ |
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2012.06.04