エリマキシギのめすとおすの体格差

 9月中旬、京都・洛南(らくなん)の水田でエリマキシギ Philomachus pugnax を観察しました。

 めす ≪ おす

 湛水休耕田で幼鳥2羽が採餌したり、休息したりしていました。 2羽は付かず離れず行動し、並ぶこともよくありました。
 エリマキシギのめすとおすとは、幼鳥では、一見、区別しづらいですが、エリマキシギはめすとおすの体格差が大きいことが知られています。 いくつかの文献によりますと、体長は、おすで約29cm、めすで約23cmです。 おすはめすの約1.3倍もの大きさになります。 写真から、手前の個体はずいぶん小さく、2羽の体格差は1.3倍よりも開きがあるように感じられます。 個体差という可能性もありますが、開きが大きいようですので、めすとおすとの体格差であると思われます。 写真の手前がめす、奥がおすと考えられます。

エリマキシギの幼鳥2羽。手前がめす、奥がおすと考えられます。
エリマキシギの幼鳥2羽。手前がめす、奥がおすと考えられます。


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2011.11.21