8月中旬、京都・洛西(らくさい)の水田でコチドリ Charadrius dubius を観察しました。
コチドリ20羽ほどが干上がりかけた湛水休耕田で採餌していました。
首を起こして少し歩いては立ち止まることを繰り返して餌(えさ)を探します。
そのうち湿った泥の地面をついばみます。
食べていたのは微小なものばかりでしたが、ほとんどがユスリカの幼虫のようでした。
ここはユスリカが発生しはじめて日が浅いのでしょうか、まだまだ小さい幼虫ばかりをついばんでいました。
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コチドリがユスリカの幼虫をくわえる |
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ユスリカはハエ目ユスリカ科の昆虫の総称です。 一見、成虫はカ(蚊)に似ていますが、いわゆるカとは別の仲間で、血を吸いません。
ユスリカの一種(成虫) |
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2011.10.10