9月上旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、コチドリ Charadrius dubius を観察しました。
干上がりはじめた湛水休耕田に20羽ほどのコチドリが飛来していました。
採餌しているもの、立って休んでいるものなどがいましたが、その中の2、3羽が水に体を半ば浸し、いわゆる半身浴でじっと動かないでいました。
浅い湛水休耕田でしたので、抱卵の時のように、水底に腹部を密着させて、体を沈めていると考えられます。
コチドリは口を開け、呼吸によって体温を下げようとしていましたので、暑くて半身浴していたと考えられます。
残暑厳しき折でしたので、ずいぶん暑かったのでしょう。
なお、鳥類が体温を下げる行動につきましては、関連ページにもう少し記述しています。
コチドリが半身浴して暑さをしのぐ |
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2011.09.19