4月下旬、京都・洛西(らくさい)の農耕地で、ケリ Vanellus cinereus を観察しました。
ケリを観察していましたところ、足の色に違和感がありました。
そこでよく観察してみましたところ、片足に2つ、両足で合計4つの足環(あしわ)が装着されていました。
右足には銀色と白色、左足には橙色と緑色の足環です。
ハマシギなどには、放鳥したあと個体を捕獲しなくても、観察により、その個体が捕獲された場所が分かるようにと、レッグフラッグというカラーの足環を2つ以上、装着することがあるようです。
このケリにはレッグフラッグではありませんが、足環に色の組み合わせがありました。
色々と調べましたところ、下記の < 参考リンク > に情報がありました。
2007-2008年にかけて、京都府南部にある、通称、巨椋(おぐら)干拓田で捕獲された複数羽のうちの1羽のようです。
巨椋干拓田と洛西とは、直線距離で数kmから10kmほど離れています。
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足環(あしわ)の装着されたケリ |
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< 関連ページ >
鴫・千鳥 "ケリ" ※ ケリのその他の topic はこちらへ
鴫・千鳥 "渡り・渡り時期・飛来・飛去" ※ その他のシギ・チドリの渡りなどはこちらへ
< 参考リンク >
日本鳥類標識協会 > カラーマーキングの部屋 > ケリ Vanellus cinereus
2011.06.13