オオグンカンドリの羽 - ナウル共和国の展示より

 大阪市西部で開催された催事の会場を訪れました。 そこで見つけた鳥です。
 ナウル共和国 Republic of Nauru の展示で見つけた、動かないオオグンカンドリ Fregata minor です。 京都市からは南東へ約5,000kmはなれた、赤道に近い、南太平洋の島国です。 京都から東京まで新幹線で500kmあまりですので、その約10倍はなれています。
 以下は展示におられた、現地から来られた方におうかがいしたところによります。 ご対応に感謝いたします。

 腰みのと腕輪に黒い羽

動かないオオグンカンドリ
動かないオオグンカンドリ

腰みのと腕輪に黒い羽
腰みのと腕輪に黒い羽

 伝統衣装の展示です。
 腰みのと腕輪に付いている黒い羽が、現地ではオオグンカンドリの羽とのことです。 オオグンカンドリの羽は国外に持ち出せないとのことで、この展示ではオオグンカンドリの羽ではないそうです。
 腰みのと腕輪のひらひらとした、茶色の部分は、日本に生えているハマボウに近い木の繊維とのことです。 木を何度も水にさらしてほぐして繊維を取り出すそうです。 腰みのと腕輪の植物は本物とのことです。
 オオグンカンドリは、この国の男性がつかまえるそうです。 ひもの先におもりをつけ、手でくるくると回して鳥をめがけて投げ、ひもでからめとるそうです。


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2025年4月下旬 大阪市 西部 ※ この会場での観察記録です。

2025.11.07