4月下旬、大阪市西部で開催中の催事の会場を訪れました。
場内には、大きな円形の建物があり、その内外には多数の建物があります。
まとまって木が植えられている所もありますが、会場の広さに比べると狭いです。
場外には海と空き地が広がっています。
円形の建物の上をぐるりと一周したあと、場内を歩きました。
16種、観察されました。
このうち、場内で観察されたのは9種です。
その大半は上空を通過したものです。
中でもコアジサシは数羽から10羽ほどが鳴きながら上空をよく通過していました。
場内を利用している鳥はわずかでした。
場内でとどまったり、えさを食べていたのは、キジバト1、スズメ1、ハクセキレイ2のみです。
スズメは高いところでさかんに鳴いたあと、建物のすき間に入りましたので、営巣しているのかもしれません。
キジバトは、まとまって木が植えられている所の枝先でよく鳴いていました。
ハクセキレイは、植込の中や、水辺でえさを探していました。
なお、場内のほぼ全域で音楽が流されています。
これに鳥の声も入っており、観察時に紛らわしいため、注意が必要です。
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スズメが鳴く | コアジサシが鳴きながら上空を飛ぶ |
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ハクセキレイが植込でえさを食べる | ミサゴがボラをつかんで上空を飛ぶ |
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キジバトが枝先で鳴く | |
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※ ( )は観察数のうち、場内で観察された数 | |||
カワウ 4
カルガモ 8(2) キンクロハジロ 5 スズガモ 35 ミサゴ 1(1) |
チュウシャクシギ 2
コアジサシ 20(10) キジバト 2(2) ドバト 2(2) ツバメ 1 |
ハクセキレイ 2(2)
セッカ 2 スズメ 2(1) ムクドリ 2(2) ハシボソガラス 1 |
ハシブトガラス 2(2)
以上、16種 |