2025年4月下旬 大阪市 西部

コアジサシ、スズメ、キジバト、・・・

 4月下旬、大阪市西部で開催中の催事の会場を訪れました。 場内には、大きな円形の建物があり、その内外には多数の建物があります。 まとまって木が植えられている所もありますが、会場の広さに比べると狭いです。 場外には海と空き地が広がっています。

 円形の建物の上をぐるりと一周したあと、場内を歩きました。 16種、観察されました。 このうち、場内で観察されたのは9種です。 その大半は上空を通過したものです。 中でもコアジサシは数羽から10羽ほどが鳴きながら上空をよく通過していました。

 場内を利用している鳥はわずかでした。 場内でとどまったり、えさを食べていたのは、キジバト1、スズメ1、ハクセキレイ2のみです。 スズメは高いところでさかんに鳴いたあと、建物のすき間に入りましたので、営巣しているのかもしれません。 キジバトは、まとまって木が植えられている所の枝先でよく鳴いていました。 ハクセキレイは、植込の中や、水辺でえさを探していました。

 なお、場内のほぼ全域で音楽が流されています。 これに鳥の声も入っており、観察時に紛らわしいため、注意が必要です。


スズメが鳴く コアジサシが鳴きながら上空を飛ぶ
スズメが鳴く コアジサシが鳴きながら上空を飛ぶ


ハクセキレイが植込でえさを食べる ミサゴがボラをつかんで上空を飛ぶ
ハクセキレイが植込でえさを食べる ミサゴがボラをつかんで上空を飛ぶ


キジバトが枝先で鳴く
キジバトが枝先で鳴く


※ ( )は観察数のうち、場内で観察された数
カワウ 4
カルガモ 8(2)
キンクロハジロ 5
スズガモ 35
ミサゴ 1(1)
チュウシャクシギ 2
コアジサシ 20(10)
キジバト 2(2)
ドバト 2(2)
ツバメ 1
ハクセキレイ 2(2)
セッカ 2
スズメ 2(1)
ムクドリ 2(2)
ハシボソガラス 1
ハシブトガラス 2(2)
以上、16種