晴れで、北西の風がやや強めでしたが、見通しはよかったです。 気温はかなり低めでした。 川はやや減水気味でした。 ▼この冬は例年とは飛来状況がずいぶん異なります。 ここで毎冬、数で一二を争うヒドリガモやオカヨシガモがかなり少なめです。 一方、キンクロハジロ、オオバンが多く、ともに例年の何倍かになります。 ▼今秋は数回、大水がありました。 えさである水草が流されたり、ちぎれたりして、丈の短い水草が水底付近に残っているということもありそうです。 キンクロハジロやオオバンは潜水して水草に届くものの、ヒドリガモやオカヨシガモは逆立ちでは届かず、そのせいでヒドリガモやオカヨシガモはここにはいないのかもしれません。 例年よりキンクロハジロ、オオバンが多いのはなぜでしょう。 いずれも潜水採餌する黒い鳥という共通点がありますが、これは何かを示唆しているのでしょうか。 ここより上・下流の環境が悪化したため、ここに飛来していることも考えられます。 環境の変化ではなく、日本本土への飛来数が、ヒドリガモなどは少なく、キンクロハジロなどは多いだけということもありそうです。 まだ南下が進んでいないなど、いろいろ考えられますが、さて真因はどうなのでしょう。 ▼ジョウビタキ、ツグミ、アオジなど、冬鳥の小鳥類も見つかりましたが、依然、これらもかなり少なめです。 ヒヨドリやカワラヒワなど、冬に数を増す種もあまり見かけません。 ▼ユリカモメもどうなったのでしょう。 この冬、ここでは1羽を見かけたのみです。
カイツブリ 2 カンムリカイツブリ 1 カワウ 2 アオサギ 3 コガモ 3 ヨシガモ 10 オカヨシガモ 12 ヒドリガモ 7 ホシハジロ 3 キンクロハジロ 70 |
オオタカ 1 オオバン 55 キジバト 2 ドバト 2 ハクセキレイ 6 ヒヨドリ 6 モズ 1 ジョウビタキ 1 ツグミ 13 ウグイス 1 |
ホオジロ 1 アオジ 3 スズメ 12 ハシボソガラス 6 ハシブトガラス 2 以上、25種 |
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2010.11.07 洛西 桂川 ※ 2010年の冬
2009.12.27 洛西 桂川 ※ 2009年の冬