2011.11.14 京都市 鴨川

 2005年(6年前)とほぼ同じ時期・同じ時間帯に同じコースで観察しました。 川はほぼ平水、天気はくもりでこれも6年前とほぼ同じでした。 ▼ユリカモメが6年前は200羽あまり観察されましたが、今回は観察されませんでした。 6年前はすでに相当数が飛来していましたが、今冬はまだほとんど飛来していないものと思われます。 カワセミも見つかりませんでした。 6年前が4羽とわずかですので、たまたま観察できなかっただけかもしれません。 中洲や寄洲がずいぶん少なくなっているようでしたので、カワセミが止まってえさを探すような止まり木ならぬ、止まり草が少なくなったことも考えられます。 ▼コガモ、ヒドリガモは6年前の2倍以上でした。 コガモの場合は、中洲・寄洲が減り、浅い場所が増えたことの効果かもしれません。 いずれも二桁で、これぐらいはこれらのカモですと、上流や下流へ移動するなどして、すぐに増減する範囲とも言えます。 カイツブリが観察されませんでしたが、これも浅い場所が増えたことによるのかもしれません。 ▼サギ類、セキレイ類では、コサギが14から9に減、ハクセキレイが9から18に増でしたが、これぐらいの増減は日々ありそうです。 ただコサギは近年、減少の傾向にあるという話もありますので、その一端ということも考えられますがどうなのでしょう。 ハクセキレイも、コガモと同様、浅い場所が増えたせいかもしれません。 そのほかのサギ類、セキレイ類はほぼ増減なしと言えそうです。


※ ( ) 内は6年前(2005年)の観察時との増減です
カイツブリ 0(-2)
カワウ 3(+3)
ダイサギ 5(-2)
コサギ 9(-5)
アオサギ 5(0)
マガモ(アヒル) 50(-2)
カルガモ 10(+5)
コガモ 33(+24)
ヒドリガモ 48(+29)
オナガガモ 31(+8)
ホシハジロ 1(+1)
トビ 7(-1)
イソシギ 1(+1)
ドバト 45(-121)
ユリカモメ 0(-218)
カワセミ 0(-4)
キセキレイ 2(0)
ハクセキレイ 18(+9)
セグロセキレイ 20(+2)
ヒヨドリ 2(-5)
メジロ 1(+1)
カワラヒワ 4(+4)
スズメ 92(+18)
ハシボソガラス 6(+1)
ハシブトガラス 4(+1)
以上、22(+2)種

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2005.11.13 京都市 鴨川