2005年(6年前)とほぼ同じ時期・同じ時間帯に同じコースで観察しました。 川はほぼ平水、天気はくもりでこれも6年前とほぼ同じでした。 ▼ユリカモメが6年前は200羽あまり観察されましたが、今回は観察されませんでした。 6年前はすでに相当数が飛来していましたが、今冬はまだほとんど飛来していないものと思われます。 カワセミも見つかりませんでした。 6年前が4羽とわずかですので、たまたま観察できなかっただけかもしれません。 中洲や寄洲がずいぶん少なくなっているようでしたので、カワセミが止まってえさを探すような止まり木ならぬ、止まり草が少なくなったことも考えられます。 ▼コガモ、ヒドリガモは6年前の2倍以上でした。 コガモの場合は、中洲・寄洲が減り、浅い場所が増えたことの効果かもしれません。 いずれも二桁で、これぐらいはこれらのカモですと、上流や下流へ移動するなどして、すぐに増減する範囲とも言えます。 カイツブリが観察されませんでしたが、これも浅い場所が増えたことによるのかもしれません。 ▼サギ類、セキレイ類では、コサギが14から9に減、ハクセキレイが9から18に増でしたが、これぐらいの増減は日々ありそうです。 ただコサギは近年、減少の傾向にあるという話もありますので、その一端ということも考えられますがどうなのでしょう。 ハクセキレイも、コガモと同様、浅い場所が増えたせいかもしれません。 そのほかのサギ類、セキレイ類はほぼ増減なしと言えそうです。
※ ( ) 内は6年前(2005年)の観察時との増減です | ||
カイツブリ 0(-2)
カワウ 3(+3) ダイサギ 5(-2) コサギ 9(-5) アオサギ 5(0) マガモ(アヒル) 50(-2) カルガモ 10(+5) コガモ 33(+24) ヒドリガモ 48(+29) オナガガモ 31(+8) |
ホシハジロ 1(+1)
トビ 7(-1) イソシギ 1(+1) ドバト 45(-121) ユリカモメ 0(-218) カワセミ 0(-4) キセキレイ 2(0) ハクセキレイ 18(+9) セグロセキレイ 20(+2) ヒヨドリ 2(-5) |
メジロ 1(+1)
カワラヒワ 4(+4) スズメ 92(+18) ハシボソガラス 6(+1) ハシブトガラス 4(+1) 以上、22(+2)種 |
< 関連ページ >
2005.11.13 京都市 鴨川