快晴でほとんど無風でした。周辺の山はややかすんでいました。 ▼やや減水気味で堰の下に石の露出した場所や浅場ができていました。そこに20羽ほどのコサギがいました。 コガモも40羽あまりが休んでいました。 よく見るとイカルチドリやタゲリ、タシギ、イソシギなどのシギ・チドリ類が数羽ずついました。 いずれも留鳥や冬鳥とは言え、この時期、ここでこんなにシギ・チドリ類がいることはまれです。 ▼河畔林や草地には、ツグミ、ジョウビタキ、アオジなどの冬鳥が少なからず入っていました。 ここでは珍しいホオアカも1羽いました。 いずれもここでは今季はじめて見つけました。 ツグミなどの冬鳥のかなり少なかった昨年の冬に比べ、この冬はそれらが多そうですがどうなるでしょうか。 まだ移動の時期なのでなんとも言えないのですが…。 なお、ヤナギやアキニレを見回りましたが、ムシクイ類、ヒタキ類は見当たりませんでした。 ▼夕刻、ムクドリ1000羽ほどが水浴びのあと電線に止まり、しばらくして左岸の河畔林へ移動しました。 集団で飛んだり、止まったりを繰り返していたので、どうやらここでねぐらをとるようでした。 いつの間にかこんなところがねぐらになっていたとは知りませんでした。 ▼堰の上流にはいつもの年ならこの時期、カモが多数見られるのですが、今年はかなり少ないです。 それでもホシハジロ、キンクロハジロをこの冬、はじめて確認しました。 (Y)
カイツブリ 5
カワウ 50 ダイサギ 3 コサギ 20 アオサギ 2 マガモ 10 カルガモ 1 コガモ 50 ヒドリガモ 3 ホシハジロ 2 |
キンクロハジロ 2
イカルチドリ 1 タゲリ 2 イソシギ 1 タシギ 3 キジバト 5 ドバト 1 キセキレイ 1 ハクセキレイ 10 セグロセキレイ 5 |
ヒヨドリ 50
モズ 5 ジョウビタキ 3 ツグミ 5 シジュウカラ 2 ホオジロ 1 ホオアカ 1 アオジ 3 カワラヒワ 1 スズメ 50 |
ムクドリ 1000
ハシボソガラス ハシブトガラス あわせて20 以上、33種 |
イカルチドリ |
|
タゲリ |
|
タシギ |
|