7月上旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、コサギ Egretta garzetta とアオサギ Ardea cinerea を観察しました。
田植えを終えて一月ほど経つ田んぼでアオサギ1羽がさかんに採餌していました。
これとは100m以上はなれたところでもう1羽いましたが、それはあぜで休んでいました。
広い田んぼですが、それ以外にサギは見当たりません。
そこへ田んぼの20mほど上空をコサギが飛んで来ました。
コサギは急に降下して、採餌中のアオサギのそばに下りました。
そこで採餌をはじめました。
広い田んぼですので、どこに下りても、えさがありそうなものです。
それでもコサギは採餌中のアオサギのそばに下りました。
コサギの勘で下りるよりも、採餌中の先客のそばに下りる方が確実にえさにありつける、またはほかよりもえさが多いことを知っているのでしょう。
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コサギがアオサギのそばに下りて採餌する |
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2025.08.23