7月上旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、アオサギ Ardea cinerea を観察しました。
田植えから一月ほどが経った田んぼです。 イネの葉が伸び、イネの列と列の間が閉じはじめました。 そこでアオサギ1羽がえさを食べていました。 頭を下げてゆっくりと歩きながら、水中から小さなおたまじゃくしを、嘴(くちばし)の先でくわえ取ります。 それを喉(のど)にほうり込むようにしてのみ込みます。 田んぼには多数のおたまじゃくしがいるようで、アオサギは次から次へとくわえ取っていました。
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アオサギがおたまじゃくしをくわえ取る |
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この時期、洛西の田んぼにいるおたまじゃくしの多くは、ヌマガエルかアマガエルです。 トノサマガエルやツチガエルもいますが、ヌマガエルやアマガエルに比べますと少ないです。
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2025.08.07