8月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地で、キジバト Streptopelia orientalis を観察しました。
田んぼの脇に、花の盛りを過ぎたヒマワリがありました。 ヒマワリは十本あまりあったのですが、そのうちの一本の頂きにキジバトは止まっていました。 キジバトは種子を一粒くわえ取ってはそのままのみ込みます。 それを何度も繰り返します。 ヒマワリの頂きは一見、不安定なようですが、キジバトにとっては、それほどでもないようで、体のバランスを崩すことなく、次々とヒマワリの種子をくわえ上げていました。
キジバトがヒマワリの種子を食べる |
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いくつかの文献によりますと、キジバトの体重は、250g前後とのことです。 水が半分入った、500mlのペットボトルが頂きにのっているほどのことになります。 種子全体の重さもありますので、それと合わせても倒れないほど、ヒマワリの花の柄は丈夫なようです。
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2024.11.22