ミゾゴイの蹼(みずかき)

 サギ類の趾(足指、あしゆび)は、前趾(ぜんし)3本、後趾(こうし)1本です。 後趾を第1趾と呼び、左足の場合、上から見て反時計回りに、第2趾、第3趾、第4趾と呼びます。 一番外側の趾が第4趾です。

 蹼(みずかき)ですが、サギ類は半蹼足(はんぼくそく)と呼ばれる形態をしており、一般的に趾の基部に小さな蹼があります。 写真はミゾゴイ Gorsachius goisagi の左足です。 第3趾と第4趾との間に小さな蹼があります(赤の矢印)。 第2趾と第3趾との間には蹼はないようです(青の矢印)。

 ミゾゴイの主な生息場所は林です。 コサギなどのサギ類ほど、水辺とは縁がないせいでしょうか、それらよりも蹼がやや小さいようです。 関連ページもご覧下さい。

ミゾゴイの左足(正面から)
ミゾゴイの左足(正面から)


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2014.06.09