バンの餌(えさ) - スクミリンゴガイを食べる
8月中旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでバンの採餌の様子を観察しました。
見つけ取り
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スクミリンゴガイをのみこもうとするバン
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スクミリンゴガイをくわえるバン
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バン
Gallinula chloropus の幼鳥が水の溜まった休耕田の水底をつついてえさを食べていました。
シギの中には嘴(くちばし)を水中に入れて水底を嘴で探りながらえさを見つけるものもいます。
このバンの幼鳥は水面の上から水底を見ながら少しずつ歩いていました。
えさを見つけると水中へ一瞬、嘴を入れてえさをつまみ上げていました。
嘴の幅ほどの小さい丸いものをくわえては丸のみにしていました。
田んぼの水底にあるこの大きさ、形のものと言えば、スクミリンゴガイです。
水底にはスクミリンゴガイの稚貝
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水底にスクミリンゴガイの稚貝
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バンがえさを食べていた休耕田の水底を見てみると、直径5mm前後のスクミリンゴガイの稚貝がたくさんいました。
ほかにこの大きさ、形のものは見当たりませんでしたので、食べていたのはスクミリンゴガイだと思われます。
スクミリンゴガイは通称「ジャンボタニシ」として知られています。南アメリカ原産で1980年代、食用に日本へ持ち込まれました。洛西の田んぼでも帰化しています。
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07.09.08 N